読売ジャイアンツの終身名誉監督の長嶋茂雄氏。
長嶋茂雄氏は松井秀喜氏と共に国民名誉賞を受賞し、日本の野球界に於いて数々の功績を残しています。
そんな長嶋茂雄氏は偉大な功績と共に心に響く数々の名言を残していることで知られています。
また名言と共に、天然な性格が見え隠れするかのように数々の「迷言」も残されています。
この記事では長嶋茂雄氏の数々の名言と共に思わず吹き出してしまいそうな「迷言」や面白エピソードを紹介しています。
長嶋茂雄のグッとくる名言
野球選手としては勿論のこと、監督としても多くの功績を残された長嶋茂雄氏。
長嶋茂雄氏は功績と共に数々の名言を残されたことでも有名です。
長嶋茂雄氏の数多くの名言の中から特に心にグッとくる名言から紹介します。
まずは、この名言です。
●私は今日引退します。わが巨人軍は永遠に不滅です!
1974年に現役を引退した長嶋茂雄氏。
引退セレモニーでのスピーチでの挨拶は、長嶋茂雄氏の名言として後々語り継がれています。
●努力は人の見ていないところでするものだ。努力を積み重ねる人に見えるほどの結果がついてくる
●ウサギとカメならカメでいい。我慢する勇気が必要なんです
この「我慢する勇気」という部分にグッときます。
凡人はなかなか我慢することが出来ません。
ついつい苛立ちや不満をあらわにしがちです。
しかし結局はぐっとこらえて、我慢した人が勝ちなんですよね。
我慢できる人でありたいと思いました。
●雨を喜び、風を楽しみ
●プロなら陰の苦労や苦悩を人前で見せるべきではない
●野球選手に人間関係で悩んでいる暇などない。
全てはバットを振り、ボールを追いかけることで理解すべき
●長嶋茂雄であり続けることは、結構苦労することなんですよ
●結果が悪ければ天もファンも見限る。それが監督業。
負けるのは監督が悪い
●来た球を打て
●明日はきっと良いことがある。
その日ベストを出し切って駄目だったとしても僕はそう信じ、ただ夢中でバットを振ってきました
悔いはありまあせん。
●何か一つのことに脇目もふらずに打ち込む
●スターというのは、みんなの期待に応える存在。
でもスーパースターの条件はその期待を超えること
●自分より練習をした人はいない、そう考えると怖くなくなる。
すると楽しくなる。
●ライバルなんて使わないでくれよ。僕にとっては自分がライバルだよ
●いつもずっと思っていることは現実になっていきます。
良いことを常に思っていましょう。
長嶋茂雄氏は自身の性格について、「セッカチだけれど、物事を放り出すことはありまん。」と述べています。
投げ出さずに一歩ずつコツコツの物事を続けることは、長嶋茂雄氏の習い性になっていたようです。
長嶋茂雄氏は、「毎日少しでも物事を積み上げ、最後まで諦めない。」と述べています。
そんな努力家でもある長嶋茂雄氏から放たれた名言は心にグッときますね。
長嶋茂雄の座右の銘
長嶋茂雄氏の座右の銘を紹介します。
快打洗心
長嶋茂雄氏の座右の銘は「快打洗心」です。
「快打洗心」飛田穂洲の詩、「一球入魂、快打洗心」から拝借されています。
長嶋茂雄氏は現役時代は「快打洗心」の言葉をサインに添えていたそうです。
監督時代になってからは、「心」の文字をサインに添えるようになったそうです。
歴史上の好きな人物は二宮金次郎で、長嶋茂雄氏の自宅の庭には二宮金次郎の石像があるとのこと。
長嶋茂雄氏は、災害などの被害のニュースを新聞やニュースで見た際に、溜息交じりで庭に目をやると金次郎の石像が目に入ってきて、その金次郎の姿に奮い立つと述べています。
思わずほっこりする迷言
長嶋茂雄氏には思わずほっこりとする迷言も数多く残しています。
長嶋茂雄氏のほっこりとくる迷言を紹介します。
●還暦の祝いの席で「いやぁ、私、初めての還暦でして、、、」
●いやぁ、興奮を通り越してエキサイティングしました
●最近の高橋は「疲労の疲れが目立つね!」、早く状態のいい状態に戻さないと駄目だ
●「監督の言うことを聞いちゃダメじゃないか。」
●目に入る範囲がストライクゾーン
●体力の力
●秋の秋季キャンプ
●お昼のランチタイム
●大変身はイメージチェンジ
長嶋茂雄のミスターイングリッシュ
長嶋茂雄氏は、日本語と英語が不自然に混じった言葉を使うことでも有名でした。
日本語と英語がミックスされたモノの言い方は、長嶋茂雄氏が亜希子夫人と結婚後に、家庭内では英語で会話をしていたためと言われています。
長嶋茂雄氏のミスターイングリッシュを紹介します。
●鯖の漢字を「さかなへんにブルー」
●失敗は成功の元を「失敗は成功のマザー」
●How Old おいくつ?
長嶋茂雄の面白エピソード
数々の名言と共に「迷言」も残している長嶋茂雄氏ですが、面白いエピソードも沢山残しています。
長嶋茂雄氏の面白エピソードをいくつか紹介します。
●ファンから「長嶋さんと誕生日が同じなんです」と声をかけられ、「へー、であなたの誕生日はいつなんですか?と尋ねた。
●アメリカキャンプに行った際に、「さすがアメリカだ!外車ばかり走ってる。」
●アメリカに旅行中に「こっちは子供のうちから英語が上手いなー。日本の教育も考えないとね」
●オーストラリアで日系企業の「赤井電機」が協賛した野球チームを指導した際に、ユニフォーム名に「AKAI」と書いてあるのを見て、長嶋茂雄氏は「君がAKAI君かぁ。あれ君もAKAI君かぁ?赤井君が多いね。」と言った際に、周囲から「AKAIと言うチームなんですけれど。」と教えられた。
この際、恥ずかしく感じた長嶋茂雄氏は、「ん?高木(守道)代われ。」と言って逃げ出した。
●長嶋一茂さんが小学校一年生の頃に、神宮球場のヤクルトスワローズ戦に連れて行った際に、試合に連れていった一茂さんを球場に置き去りにして家に帰ってしまった。
帰宅後に、亜希子夫人から「一茂は?」と聞かれ、「あ、忘れた」と気が付き、慌てて神宮球場に連絡をしたところ、一茂さんは審判室に保護されていた。
長嶋一茂さんによると、球場に置き去りにされたことは1回や2回ではなく何度もあるとのこと。
●長嶋茂雄氏が監督時代に、ネクストバッターサークルに大久保選手が代打の準備をしていた際に、誤って「代打大久保」を「代打元木」と審判に伝えてしまい、元木選手が大急ぎで代打席に。
結果的に元木選手は決勝タイムリーを放ち勝利。
長嶋茂雄氏は試合後のインタビューで「広沢、よく打ったねー。」と関係ない選手に関心していた。
長嶋茂雄氏の面白エピソードでした。
長嶋茂雄氏は偉大な人物であることは言うまでもありませんが、このような天然ぽさも持ち合わせているところも好感が持てますね。
まとめ
日本の野球界に尽力されてきた長嶋茂雄氏の名言や迷言、面白エピソードを紹介しました。
最後までお読み下さりありがとうごうざいます。